ロバを売りに行く親子

子どもの頃のお気に入りの本を覚えていますか?

私はイソップ寓話「ロバを売りに行く親子」を読んでいました。
概略は次のような内容です。

父親と息子が、飼っていたロバを売りに市場へ向かう途中、ある人から「乗らずに歩いているとはもったいない」と言われ、父親は息子をロバに乗せました。
しばらく行くと「親を歩かせるとは酷い」と別の人から言われ、今度は父親がロバに乗ると、また別の天から「子供を歩かせるとは悪い親」と言われたのです。
そこで二人でロバに乗ると、別の人から「可哀そうだ」と言われます。困った親子はロバを担ぐと、嫌がって暴れたロバは川に落ちて死んでしまいました。

この内容から「意見を聞くことは大切だけど、どんな選択をしても反対意見があるのだから自分の意見を持つことが大切だ」と思いました。
自分は人の意見に流されることが多いなと、改めて思い至りました。
相手の考えを尊重しつつも自ら考え、主体性を持って仕事に取り組もうと決意しました。

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